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いまにいたる

微々たるエントリ

Google日本語入力で「ウコチャヌㇷ゚コㇿ」と入力できるようにする

一枚(三枚でした)の画像がTLを賑わせています。

 

ウコチャヌㇷ゚コㇿ…

 

この「ㇷ゚」および「ㇿ」に注目してみましょう。

これは「捨て仮名」や「小書き文字」と呼ばれるもので、一般の日本語で見られる「っゃゅょ」等以外のものは主にアイヌ語台湾語朝鮮語をカタカナ表記するために用いられるようです。詳しくないので理解が間違っているかもしれませんが、たとえば"ku"の音と区別するために"k"を「ㇰ」と書くといった使い方をするみたいです。*1

この表記法他の外国語にも使えそうなので普及してほしいな、と思っています。

 

さてこの小書き文字、入力難易度が高いと専らの噂です。

 

かく言う自分も以前初めて「ㇺ」や「ㇲ」などを知ったときに入力できずに苦労したので、ウコチャヌㇷ゚コㇿが入力できず苦しんでいらっしゃる方々のためにGoogle日本語入力で「ゃ」「っ」等と同様にその他の小書き文字も「x-」「l-」で入力できるようにする方法を共有します。

 

まずGoogle日本語入力のプロパティを開きます。

Windowsなら「コントロール パネル\時計、言語、および地域\言語\言語のオプション」を開き、「Google日本語入力」の横の「オプション」というリンクをクリックすれば以下のようなウィンドウが開くと思います。

f:id:budoucha:20170303130605p:plain

ここで「一般」タブで「ローマ字テーブル」の横の「編集」をクリックすると次の左のようなウィンドウが開くので、右の様なルールを追加していきます。出力欄の小書き文字はまだ直接入力できないので、Wikipediaから一個一個コピペしてきました。

f:id:budoucha:20170303130915p:plain f:id:budoucha:20170303130917p:plain

とは言え、一つ一つ追加していくのはとても骨の折れる事だと思います。

テキストファイルとしてエクスポートした表を編集してインポートする方法を用いれば、一気に追加できます。手順は以下の通りです。

  1. 「編集」→「エクスポート」でこの表をテキストファイルとして出力します。
  2. 出力されたテキストファイル(デフォルトのままなら"romantable.txt")を開き、ファイルの末尾にリンク先の内容をまるっとコピペして保存します。
  3. 「編集」→「インポート」でこれを読み込ませます。
  4. 最後に「OK」または「適用」をクリックして変更した設定を有効化します。

注意点としては、インポートすると設定は上書きされてしまうので、必要な設定は誤って消してしまわないよう気をつけましょう。

 

以上により、例えば"lrolmulsulka"で「ㇿㇺㇲヵ」、"xuxixtuxsixyuxrixsuxto"で「ゥィッㇱュㇼㇲㇳ」と入力できるようになるはずです。特に生活が劇的に豊かになるわけではありませんが、できることが一つ増えました。すごーい!

 

 

 

完全に余談ですが、事実上シークヮーサーを表記する専用の文字になってる*2「ヮ」の事を思い出す度に上手い事潜り込んだなって思います*3*4

 

最後に、あのときローマ字テーブルを編集できることを教えてくださった雷更新世‏(@pleist)さん、ありがとうございました。

 

*1:捨て仮名 - Wikipedia

*2:ゎ - Wikipedia

*3:平成に入りやや特殊な文化的文脈において「ゎたし」という用例が見られるようになりました。

*4:さらに現代では極めて特殊な文脈において「ののヮ」「のヮの」などの用法が見られるようになりました。シークヮーサーには感謝です